【芝桜】
は、寒さにも強い花です。
花は小さくて、とっても可愛い花です。
石垣や、傾斜のある場所に植えると、横に這う性質があるの
で、垂れ下がり見応えのあるオシャレで可憐な花です。
【芝桜】の育て方とふやし方など、調べて見ました。
【芝桜】は、どんな花でしょうか!
名前の通り芝生のように、茎は立ち上がらずに這うように、地面をおおって
広がる性質を持っている。
環境が良ければ、一度植えると毎年花を咲かせてくれます。
横に広がる性質があるので、グランドカバーに適しています。
踏みつける場所に植えるのは、NGです。
雑草防止の地被植物としても利用できます。
【芝桜】の「植え付け」と「植え替え」
- 苗の植え付けは、3月から5月 ・ 9月から10月の季節です。
株と、株の間隔を少し多めに取った方がいいです。
「一株買って植えていたら、こぼれ種で殖えていって今は、4~5株位になっています。」
植え付けた株は、茎を横に広げて、目土(葉が隠れない程度に薄く土をかける)をします。
- 株分けは、挿し芽でふやす事ができます。
株分けは、花が終わった「6月・9月から10月」です。
親株から根を切り離して、植え付けていきます。
株分けの時期に気をつけて、秋遅くに株分けすると、充分に根が
張れずに枯れる、恐れがありますので注意してください。
- 挿し芽は、先端から5cm位の長さで茎を切り、下の葉っぱを1/3取り除いて
挿していきます。約3週間位で根が出始めます。
時期は、株分けの時期に準じます。
-
『 かかり易い病害虫』
夏にかけ乾燥する場所は、「ハダニ」が発生することがあります。
株の上から水を上げる事で、多少は発生を抑えることが出来るでしょう。
-
『土壌』
乾燥気味の土壌を好みます。
肥料は、与えなくても簡単に育てることが出来ます。
「植えてある芝桜は、一度も肥料は上げてないのですが
今年も青々して元気がいいです。
夏の直射日光が当たらない場所に植えているのがいいのでしょうか?
冬は、風にさらされていて、雪も結構積もったりする寒い地方です。
そんな寒さにも強くて、冬越しも出来ています。」
湿気に気をつければ、特に場所を選びません。
じめじめした所では、育ちにくいでしょう。
- 『水やり・肥料』
土の表面が乾いてきたら、たっぷり水やりしていきます。
「真夏は朝と、夕方水やりしています。」
水のやり過ぎには、気を付けましょう。
肥料は、春に芽が活発に動き出す前と、花の終った後に、化成肥料を少量まいて
置くだけで充分です。
肥料も与えすぎない方がいいです。
-
『老化した株の現象』
3~4年も育てていると、株元がごつごつした感じになって、花付も悪くなっていきます。
これは株の老化による現象なので、あらかじめ株分けするか
挿し芽でふやしていきましょう。
古株を抜き取ってあらかじめ株分けした苗を、腐葉土、推肥を足して
新しい苗を植え替えるか、挿し芽したものを植え付けていきましょう。
混み合っている部分は、間引いて風通しの確保をしましょう。
草丈 : 10から20cm
花色 : 白、ピンク、赤、紫、薄紫、青色、白にピンクなど豊富な色があります。
耐寒性 : 強い
耐熱性 : 強い
特性 : 寒暑や乾燥に強く常緑の為に芝生代わりに植える事がある。
用途 : 庭植え、鉢植え、グランドカバー、
開花時 : 4~5月 小さな花が次々に咲いて行く
芝桜は、本当に育てやすくて、小さな花は2cm程で、密集して咲く花の一つです。
似ている花の一つには、松葉菊があります。
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