【南天】育て方と剪定!
実が赤くつきお正月には、縁起の良いものとして
生け花として欠かすことができません。
門松にも多く南天が使われています。
「なんてん」は「難を転じる」につながることで、魔除
の庭木として親しまれています。
【南天】の葉には、「解毒作用」があって、赤飯、焼魚の上に飾りとして使われるようになったそうです。
【南天】の育て方!
【南天】は、漢方薬として乾燥した実を南天実として
咳止め剤(鎮痛剤)として使われています。
和名 : 南天(なんてん)
その他の呼び名は、ナルテン(成天)
科名/メキ科 : 属名/ナンテン属
「なんてん」は「難を転じる」につながることで、魔除、縁起木、厄よけの庭木として
親しまれています。
6月から7月にかけて白い花を咲かせます。
- 日当たり・水やり
半日陰の場所でも良く育ち、日陰でもよく生長しますが
花付、実の付き方が極端に少なくなります。
地植えの場合はほとんど水やりの必要はありません。
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
- 肥料
肥料は油粕、鶏糞を2月頃に与えます。
9月頃には、株元に化成肥料を与えましょう。
肥料もあげすぎず適度に与えた方が、実の付がよくなります。
実付きが悪くなる原因には、長雨、日照不足なども考えられます。
- 植えつけ・植え替え
元々は暖かい地域の植物になるので植え付けは
春以降の暖かい時期に堆肥を混ぜ込んだ土に植え付けて行きます。(4月、9月)
鉢植えの場合は、2年を目途に1周り大きな鉢に植えかえ
根つまりを防止しましょう。
- ふやし方
挿し木、種蒔きでふやすことができます。
挿し木の時期は、3月中旬から下旬で前年の枝を15cm位の長さに
切って赤玉土、鹿沼土に挿していきます。
日当たりの良い場所で、表面が乾かないように水やりして管理しましょう。
だいたい2から3カ月で根が出始めます。
種蒔きは、熟した果実を取り果肉を取り除き種だけにします。
発芽は、翌春で開花するまでに4から5年くらいかかります。
- 剪定
木が若い内は剪定は必要ありません。
大きくしたくない場合は、剪定が必要になってきます。
横から飛び出したじゃまな木は、手で軽く折って取り除くことができます。
園芸分類 : 庭木、花木
形態 : 低木
草丈 : 2から3m
観賞時期 : 11月から2月まで赤い実を楽しむことができる。
耐寒性 : 強い
耐暑性 : 強い
開花時期 : 6月から7月
わが家も植えていますが、ほとんど手がかかりません。
時折、じゃまになった木は手で折っています。
大変丈夫な木になりますので、枯れることはほとんどといってないでしょう。
一旦根付くと、なかなか根が張って抜くことが困難になる木ですから
植えつけするときは、場所を考えて植え付けしましょう。
お正月には、必ず南天を生け花として活用できるので便利です。
冬の花が少ない時期に、赤い実が付くのもうれしいですね。
南天の苗下記から購入可能です。
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