【もみじ】
秋になると美しく色とりどりに紅葉してくる。
【もみじ】はカエデ科の植物で、中でもイロハモミジ、山紅葉は
日本に自生しているものです。
元々日本にあった植物の【もみじ】は育てやすく、庭木、盆栽で
多くの人に親しまれています。
【もみじ】の育て方!
秋になるとモミジが色づき山々に紅葉として姿を現してきます。
赤、黄色様々な色になる【もみじ】は、秋の紅葉の代表格です。
【もみじ】は、一般に盆栽をイメージする方が多いのではないでしょうか。
庭植えでも結構見かけることができ、秋になるとさらに庭を彩、華やかさがましてくれます。
庭植え、鉢植え、盆栽にと幅広く親しまれています。
カエデ科の植物は、日当たり、通気性のいい環境で水はけのよい土壌を好みます。
真夏の直射日光や、高温は葉がしおれたり焼けてしまうので注意が必要です。
【もみじ】は、タネと苗から育てることができますが
種の販売はあまり見かける事がないので、苗から育てていきます。
【ふやしていく】方法!
種でふやす
花の後についている種を採取して、乾燥させ冷暗所で保存します。
10月から3月に植え付けをしていきます。
モミジの種は殻の中に入って入るので、殻から種を取りだします。
水に30分以上浸し、タネの表面を軽く傷つけてから種蒔き用の土に植え付けます。
水を切らさないように注意が必要になってきます。(水を切らさない!)
本葉が5から6枚位になった苗を鉢、庭などに定植させていきます。
モミジの種は発芽が極めて少ないので、たくさんの種を植え付けておきましょう。
【もみじ】の苗は、10から3月が植えつけ時期になります。
真冬は休眠しますので、11から1月の植え付けは避けた方がいいです。
鉢で楽しみたい方は、根鉢の1.5倍の直径と深さが必要になってきます。
根を1/3、崩して植え付けを行います。
傷んでいる根、腐った根は切り取ります。
庭に地植えする場合は、生長することを考えて空間がある場所に堆肥や腐葉土
を混ぜ込んでおきます。
鉢植え、地植え、水やりはタップリと与えましょう。
【挿し木】でふやす!
モミジの木は挿し木でもふやすことができます。
葉が落ちた11月頃に行っていく。
10から15cm位の長さに切った枝を5から10本ほど切ります。
3から4月に挿し木用の土に挿していきます。
葉の付いていた部分から発根するので、その部分を土に植えていきます。
挿し木した後は、半日陰で水を切らさないように気をつけて発根を待ちます。
わが家のモミジは、随分前に挿し木をしたモミジを、もらったものになります。
今は2メートル位まで成長しています。
先日剪定を頼んでしてもらったので、今はすっかり小さくなってしまいました。
秋になると葉が色づきとっても、華やかな庭に変貌してくれます。
モミジは、虫も付きにくい丈夫な木になります。
モミジの葉は、料理のあしらいに使っても秋らしさが
加わって一段と豪華な料理になります。